ジャーナル
2020.04.16
高知県中土佐町まちだ農園さん 四万十川流域で育ったミニトマト
ヤマダストアーの野菜売り場で、兵庫県ではなかなか手に入らない四万十の特徴ある野菜や、高知県ならではの野菜や果物をお店で見かけた方も多いのではないでしょうか。ヤマダストアーは四万十の野菜を販売することで、四万十の自然を守りながら農業を行う生産者さんを応援したいと考えています。先日ヤマダストアーに野菜を納品して頂いている四万十の生産者さん達を訪問しました。
まちだ農園さんのハウスは、四万十町から少しだけ離れた大野見地区という地区にあります。
この大野見地区は標高300mの高原台地で、日本最後の清流と呼ばれる四万十川の源流域です。四万十川の美しい水が流れ、山林に囲まれた冷涼な中山間地域で、町田さんはトマト栽培をしています。
町田さんのミニトマトはヤマダストアーのお客様からはもちろん、ヤマダストアーの従業員からも厚い支持を受ける商品です。私たちがミニトマトを栽培されているハウスを訪問した際は、地元のお客さんがハウスまで直接ミニトマトを買いに来られており、地元の人からも評判が良いことがわかります。
一般的なフルーツトマトは皮が硬めで、食べた時に口の中に皮が残りがちで食感が良くないものも多い中、町田さんが栽培するミニトマトは皮も柔らかく、酸味・甘さのバランスが良いミニトマトです。町田さんによると冷涼な気候の中で、じっくりと時間をかけて完熟するので凝縮感のあるトマトに仕上がるそうです。真っ赤に完熟したミニトマトは割れないように優しく収穫され、ヤマダストアーに届きます。
高知県は全国に15年先行して人口が自然減の状態に陥り、高齢化も全国に10年先行して進んでいます。特に大野見地区などの中山間地域は過疎化が進んでおり、地域の衰退が危惧されています。そのような地域の故郷にUターンし就農した町田さん。最近では、ふるさと納税返礼品としても全国の人から選ばれるようになり、ミニトマト栽培ハウスを増設中だそうです。全国でも支持される大野見発のトマトを町田さんがこれからも栽培し続けることでますますの地域の活性化が期待できます。
ヤマダストアーは、四万十川流域の自然を守り共生しながら農業を行い、地域経済の発展を担う町田さんを販売を通じて応援していきたいと考えています。